コテージのお部屋

 このリゾートは「ナチュラルリゾートを目指している」とガイドブックには載っています。確かに部屋に電話もなく、前回のクラブ・ランナリに比べると行き届いたサービスという点でも施設の充実度という点でも少し劣るかもしれません。でもここでどんな豪華なサービスを望むのか?とも言えますし、好みの問題だと思います。それよりも自然と共存するタイプというのは時節にあっているのかもしれません。
 ここのイタリア人は気取ることなく排他的でもなく気軽に挨拶してくれます。英語ができる人は英語で話しかけてくれます。リゾートによってゲストの色も違うんだなぁ。

 コテージは平屋建ての2棟がくっついたタイプです。隣の声は全く気になりません。木造のデッキテラスがついているのがウリでしょうか。ただしモルディブ名物の足洗い桶がなく、部屋に砂を持ち込んでしまうのがちょっと難点ですね。あとで「ポツン」と存在する水道を見つけたのでこれを利用すれば良いのかな。

 部屋の中は広くもなく狭くもなく、清潔な感じです。ダブルベッドが1つと、エアコン、冷蔵庫、籐のテーブル&イスセットが備え付けてあります。1階建てなので屋根が高く素敵な天井扇が回っています。バスルームはまあまあ広く湯船はありませんが、シャワーノズルは動きます。温かいお湯が出てくるまで時間がかかるのが難点ですが。

 冷蔵庫の水がUS$1.5、ジュースがUS$2で、まあ平均的でしょうか。セイフティーボックスを利用するにはキーシリンダーとキーをレセプションに借りに行かなくてはなりません。こちらは1日US$2です。ドライヤーはなく、レセプションで借りないといけないので日本から持っていきましょう。コネクタはB3かな?

 夕食中のベッドメイクで殺虫剤を捲いてくれるようなのですが、この匂いがものすごく強烈な有機溶媒の匂いが朝まで充満しています。これには参った!