//トイレットペーパーがない!//

 旅行へ行くとどうしてあんなにたくさん食べてしまうのでしょうか?(REIKOだけ??)特に今回のように『三食バイキング&とぉっても美味しい』ときたら食欲はとどまるところを知りません。そして・・・ついに事件は起きました!
朝日に輝くダイブセンター

 前日の晩、ちょっとトイレットペーパーが少ないかな〜でも明日のベッドメイキングの時に補充してくれるから大丈夫よね〜と思いながらベッドに入ったのですが、もともとYUICHIのお腹の調子が悪いことも災いしました。妙にトイレットペーパーが減る部屋だと思っていたでしょうね。

 翌朝、朝早くからREIKOのお腹をたたく怪しい鈍痛。ま、まさか?もしや・・・。夜に「REIKOの分は残っているから」という言葉を信じてお手洗いへ。しかし、どこが残っているんだ〜、無理だ、どうしても無理だ!破れて指が突き抜けたらどうしてくれる!急遽引き返す。

思わず見つめたシャワーノズル

 「どうしよう、トイレットペーパーがないじゃないの!」「ここのトイレットペーパーって巻きが甘いよね」という意味のない会話もそこそこにルームサービスに電話をすることにしました。ただ現在時刻午前6時。ルームサービスの電話は誰も出てくれません。高まる緊張!そうだ、レセプションだ。トゥルルル〜レセプションへ電話をするREIKO。

レセプション:「Hello」
REIKO:「Hello」「Please tell our roomboy "bring some rolls of toilet paper!"」
レセプション:「???」

通じない!
完璧に頭の中で考えていたはずなのに、もう一度
REIKO:「Please」
レセプション:「Please?」

そんなこと復唱しなくて良いぞ〜
REIKO:「tell our roomboy」
レセプション:「tell your roomboy?」
REIKO:「bring」
レセプション:「What bring???」

だからこれから言うってば〜
REIKO:「rolls of toiletpaper!」
レセプション:「Ha-Ha-Ha OK! OK!」
思いっきり笑われた!

 しかしすぐに持ってきてくれるはずもなく、お腹に言い聞かせて朝食へ。

 「まだ食べるのか?」という言葉には耳も貸さず、一心不乱に食べたがさすがにコーヒーを飲む段になるとモジモジし始め駆け足で部屋へ戻ったのでした。そこにはうず高く積まれたトイレットペーパーがあるはず・・・・もなかった!なんてこったい。さっきから一時間はたっている。今度はYUICHIも臨界点に達したらしくイスに座ったまま微動だにできないでいる。かくしてまた電話をする羽目に。

朝日の海岸

 今度はルームサービスにかけるとすぐにつながった。さっきの予行練習のおかげで用件とルームナンバーは難なく伝わったようです。もう掃除のお兄さんも行き来をしている時間。すぐに持ってきてくれると思っていました。5分ほど二人とも無言の時を経て、どちらからともなく目でけん制しあう二人。10分経ったところでREIKOが暴れた。「まだ来ないのか〜!」電話に飛びつきもう一度ルームサービスへ。

ルームサービス:「Hello」
REIKO:「Bring toiletpaper!」
急げって何て言うんだっけ?
REIKO:「ハ〜〜リ〜〜〜アップ! (please)」
ルームサービス:「Ha-Ha-Ha OK!」
笑っている場合じゃないんだぞ〜。

 電話を切るなり、もうテラスに出てルームボーイの制服を着ている人を見つけては持ってくるように叫んでいた。やっと一人が「今持ってくるから待ってて」と手で合図してくれました。チップの$1札を握りしめると階段下までお迎えに向かっていました。お兄さんに3個のトイレットペーパーを手渡されチップを渡して大満足!足どりも軽く部屋へ戻ると「先に入っても良いよ」と余裕の一言。大笑いされました。だってこれを見たら安心して峠を一つ越したんだもの・・・。

みなさん、モルディブのトイレットペーパーは巻きが甘いです。お気をつけて!