//雑学:「ふらな」の伝説//

 私たちの知り合いでモルディブのファルコルフシに滞在されたことがあるご夫婦には「ふらなちゃん」という女の子がいます。彼女の名前はモルディブに行ったときに聞いた言葉を付けたそうなのですが、付けた本人はその言葉の意味を知りませんでした。なんと勇気のあることでしょう!

 そこで今回その名前の意味の調査を依頼されました。

 「ふらな」は少し前まで女の子に良く付けられていた名前(REIKO注:およね、おはるのような感じでしょうか)だそうで、以下のような伝説が語り継がれています。

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むかしむかしモルディブの小さな島に「ふらな」というとても 可愛い女の子が住んでおりました。

しかし「ふらな」はある日、不幸にしてなくなってしまいました。

両親は大変悲しみましたが、彼女の魂は海を渡り一つの美しい島に なりかわりました。

人々は彼女のことを思いその島を「ふらな」と呼ぶようになりました。

近年「ふらな」島にはその美しさ故、素敵なコテージがつくられ リゾートとして人々の注目を集めることとなり、遠く東洋の島国から も多くの人々が訪れるようになりました。

そしてその島の名前を「フルムーン」と改名したということです。

美しいモルディブの少女「ふらな」は今、東洋のどこかで幸せに暮ら していると風の便りに聞きました。

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 多少脚色してますがウェイターのSAMADに教えてもらいました。状況を説明するのが大変だったけど最後には理解してもらえました。モルディブにちなんだ美しい名前で、「ふらな」ちゃんは将来お父さんにきっと感謝することでしょう。どうか彼女が大人になってモルディブを訪れるまで、今のままのモルディブでありますように・・・。