//ランナリ:施設、ホスト、ゲスト//

 まずはじめにここはとても素晴らしいリゾートです。食事もハウスリーフも最高で、ダイバーには物足りないかもしれませんが、日本人に会うこともなくのんびりとしたバカンスを過ごすことができます。今更なにをと言われそうですが、本当はあまり人には教えたくない!日本で紹介しているところも少ないし、イタリアのリゾートクラブがほとんどの部屋を押さえているのでなかなか予約も取りにくいかと思います。心からモルディブを愛する大人の皆様だけにお教えいたします。

施設、外観
 施設は表と裏に船着き場が一つずつありますが、出発到着はすべて表側からです。メインの桟橋に降り立つとパウダーブルーサージオンフィッシュが出迎えてくれます。島へ向かって右手にダイビングセンター、正面にレセプションの建物が見えます。レセプションはサンドカーペットで出発日のフライトナンバーとパスポートナンバーを宿泊カードに記入します。午前中についた場合は昼頃まで部屋の準備ができていないので隣のバー(こちらもサンドカーペット)で待つことになります。

 バーにはテラスが出ていますが昼間は丸焼けになるのでだれも出ていません。夕方から夜にかけて夕日を見ながらのハッピーアワーはドリンクがお安くなっています。ここから正面にはドイツ人の多い島フィハロヒが見えます。満天の星空には日本では見ることが難しくなった天の川がはっきりと確認できます。ぜひ南十字星を見たかったのですが、ウエイターさんは知らないようでした。獅子座流星群の時期でしたが、聞くことができませんでした。なかなかロマンチックなバーでした!もう一つ水上コテージ側にも小さなバーがあります。

サンドイッチ $6 (侮れない量です)
アイス $4 (たっぷり三盛り!)
エスプセッソ $2
ジンジャーエール $2
レモンライム $4
カクテル類 $5から

 レストランは一つでかなり大きいです。
 野外劇場風シアターが一つ島の中央にあります。
 小さなお土産やさんが一つ、値段はマーレより断然安いですしカメラのフィルムがありました。
 ハロスがやっているウオーターブレが一つ、バナナボート、ウインドサーフィン、カタマランが申し込めます。
 スノーケルセットなどのレンタルはダイビングセンターになっています。
 島の西側は二階建ての陸上コテージで水上コテージが8棟(?)あります。当然ながら全室オーシャンビューです。陸上の方が部屋が広くコンクリート製なので快適だと思います。木々がビーチへの通路をふさいでいるので2階の方が眺めがよいと思います。

レセプション
野外ステージ
ウオーターブレ
通常のコテージ
部屋の設備
 エアコン、傘、蚊取りマット完備です。ベッドはセミダブルクラスが2つ並んでいます。冷蔵庫はビール、ジュース、ミネラルウオーターが用意されていました。ベランダには物干し台もあり、みんな気軽に水着等を干していました。ここにベンチが用意されていますのでのんびりと読書をするのも良いでしょう。
 シャワーは2基設置されていて、1つはヘッドが自由に動かせます。湯温、湯量とも満足できます。ドライヤーもあります。ドライやがついた洗面台も広く水着の洗濯など楽ちんです。タオル類はビーチタオル、バスタオル、ハンドタオルがそれぞれ人数分用意されていて替えて欲しいときは床へ落としておくと良いようです。トイレの流れも良いです。(後ほど書きますが)トイレットペーパーは巻きが甘いので油断しているとすぐになくなります。
バーよりフィハロヒ
水上コテージ
ベッド
洗面所
ホスト
 従業員はダイビングスタッフやアクティビティのスタッフがイタリアのVENTA CLUBのスタッフで当然イタリア人です。英語は日本人程度です。
 リゾートのスタッフはレセプションやウエイターなどはモルディビアン、その他スタッフはスリランカ、バングラディッシュ、インドなどからの出稼ぎのようです。< br>  経営はスリランカ人なのでレセプション奥のキャッシャーでは近代的なコンピューターに囲まれてスリランカ人マネージャーたちが統括しているようでした。
 ベッドメイクやルームボーイは親切でよく気がつき行き届いたサービスをしてくれます。トイレやシャワールームはいつもぴかぴかで美しいベッドメークをしてくれます。
 ちなみに日本人スタッフは一人もいませんし、なんやかやと結構電話がかかってきて大変です。
足洗い桶
桟橋とレセプション
レセプションにて
バーと水上コテージ
ゲスト
 イタリアのバカンスクラブだけあって85%がイタリア人です。10%弱がフランス人、残りがイギリス人、ドイツ人という構成のようです。